nifty50は本日も上昇し、22122と最高値付近に。今日は週末集めていたインド関連の記事について触れたいと思います。
インド総選挙前に農家が大規模デモ
政府に対して主要な農作物の買い取りの最低価格の法制化を求める、農家による大規模なデモが行われたとのこと。NHKの記事はこちら。
先日第一生命経済研究所 西濱徹さんのインド経済レポートに関するブログを記しました。大統領選に向けて農村部の票田獲得を意識した動きになっているようですが、今回のデモはその難しさを物語っているのかもしれません。
中国共産党による一党主義の方が農村部の管理はしやすいのかもしれませんが、こういったデモができるのは民主主義の証であるかと思います。ただインド政府としては2024年春に予定される総選挙を念頭に食品価格の安定を図るため、コメやタマネギなど、一部の食料品に対して輸出規制を設けておりインフレ抑制に動いておりますが、今回のデモは消費者物価指数が上振れする要因にもなりそうですね。
インドで一夫多妻制が違法に
お次は見出しのロイターの記事です。こちら。一夫多妻制が良いかどうかはさておき私が気になったのは、インド国内にイスラム教徒が約2億人暮らしているといった点です。世界で3番目に多い数のようです。約8割はヒンドゥー教でイスラム教は約14%のようです。
宗教の違いにより、法令による統治も色々課題がありそうですね。私の副操縦士Copilotさんに聞いてみました。
インドは州ごとに法律違うの?
はい、インドは州ごとに法律や習慣が異なります。実際、州が変わるとまるで別々の国にいるかのような感覚になることもあります。インドには様々な民族、宗教、言語が存在し、それぞれの州が独自の法律を持っています。たとえば、外資規制関連法令や会社法などは連邦政府リストに属していますが、州ごとに異なる法律も存在します。州ごとの法律違いを理解する際には、具体的な州の文化や習慣に目を向けることが重要です。
中国に工場作るより大変なんじゃないかと思っちゃいました。。外資企業による中国への直接投資が82%減といったニュースも見かけましたが、その減った分の何割かはインドに向かっていると思います。外資企業はあらゆる法令に配慮し、インドに直接投資をしているんでしょうね。法令の締め付けが厳しすぎて直接投資が思うように進まないといったことも今後ありそうな気がしてきちゃいました。
まとめ
インド政府はインフレ抑制環境下における農村部の不満解消と票田獲得、異なる宗教が存在する上での法令の整備など大きな課題を抱えつつ経済成長をし続けております。インド経済に関心が傾くほど様々な課題が見え隠れし、投資に消極的になってしまいそうですが、今後も出てくる課題を直視し、インド株インデックス投資に向き合っていけたらと思います。
今日はこの辺にて失礼します。それではまたー。
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