アメリカが2日、3日と軟調の中、日本株も煽りを受け、本日は一時日経平均株価は770円下げる局面もありましたが、終値は175円安でした。高配当株が買われている傾向にあったかと思います。昨年末にSBIからSBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)がリリースされましたが、このようなファンドを含め新NISA投資信託が良い影響をもたらしたのかもしれませんね。本日は本ファンドに少し触れたいと思います。
SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年 4 回決算型)
本ファンドは、信託報酬が0.099%と低コストであることと高配当利回り銘柄を中心に銘柄選定をする方針であり、年4回の決算による分配を行うファンドであるようです。当初の組み入れ銘柄は30銘柄程度を想定と記されております。純資産総額は設定日が2023年12月12日と直近であるのにも関わらず13,299百万円とかなり人気になっております。早速1月10日決算となっており、妻がほんの少しだけ新NISAの成長投資枠に投資しておりましたので、どれくらいの配当があったのか聞いてみようと思います。
本日は高配当銘柄が相当買われてます
東証プライム上場の配当利回りが高い上位企業からの騰落状況を調べてみました。
上位100:下落銘柄0社
上位200位:下落銘柄5社
上位500位:下落銘柄49社
本日は日経平均が軟調であったにも関わらず、相当高配当株が買われている結果となっております。日本株は配当性向が低いと言われがちですのでとてもよい傾向ですね。SBIの本ファンドなどにより高配当株が買われると当然該当銘柄は上昇することになり、配当利回りは低下することとなりますが、そういった株が物色されることで日本の上場企業が配当性向を高めようといった好循環になってくれることを願っております。SBI日本高配当株式(分配)ファンドの純資産増額の増え方も高配当株の株価推移を占う上で注視していきたいですね。
最近の海外市況について
アメリカの経済指標がぱっとしないこと、バークレイズのApple投資判断格下げなどからNASDAQ大型銘柄を中心に売り込まれております。2023年上昇の反動もあるのかもしれません。また利下げ期待先行による債権買いの反動が出ているのか金利上昇により円が安くなっております。アメリカが2日、3日軟調であった反面インド、ベトナム、インドネシアなどの新興国・フロンティア市場が本日好調でした。年末からインド、ベトナム、インドネシアは良い流れとなっておりますのでこの勢いを保ってもらいたいですね。
それではまたー。
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