Youtubeを見ていると「50代はこれをやるな!」みたいなタイトル動画多いですよね。うんざりするぐらいの動画数です。大体そのタイトルがあるものをチェックしますが、大抵はきちんとした内容の動画となっておりますが、たまに酷い内容の動画もあります。この間見た動画では、アクティブファンドには投資するなといった内容でした。現在アクティブファンドでもインデックスファンド並みの低コストファンドが出ており、例でいうとSBI日本高配当株式ファンドでアクティブファンドでも信託報酬は0.099%といった低コストファンドが存在してます。再生回数が稼げるのでしょうが、もう少し丁寧な説明があってほしいものです。
50代が保有する金融資産平均は1199万円
50代が保有する金融資産平均は1199万円なんですって。金融広報中央委員会の「令和4年(2022年)家計の金融行動に関する世論調査」からの情報でAll Aboutマネーさんのリンクを貼っておきますね。こちら
この手の情報を見る度に「皆、そんなに持っているの?」とため息がでそうになります。2人以上世帯だと平均値が1,253万円、中央値は350万円、金融資産を持っている世帯に限ると2人以上世帯で平均1,684万円、中央値が810万円だそうです。平均値と中央値の差が大きいですので持っている人はしこたま持っているといった富の格差がかなり生まれている状況です。残念ながら日本の経済状況を見ているとこの格差はこの10年くらいでもっと開いていくと思われます。その上で新NISAはやはりきちんと運用していかないといけないのですが、あれやるなこれやるな情報が、、、
50代はあれやるなこれやるな言っているけど何やればいいの?
この回答は「人それぞれ」だと思ってます。
50代と一括りにされがちですが、分類していくと以下のものがあると思います。
①単身か二人以上世帯か
②子供がいるか、いる場合何人か、まだ学費はかかるか、教育費を貯める猶予があるか
③持ち家か、借家か、持ち家の場合ローン支払いはあと何年か、どれくらいの金額か
④世帯年収はいくらか、貯金や金融資産はどれくらいあるか
⑤退職金は出るのか、確定拠出年金をやっているのか、いくらでるのか、やっているのか
⑥年金はどれくらいもらえるのか
少し考えただけでもいくつもの違いが出てきます。あれやるな、これやるなと言われると萎縮した投資しかできなくなってしまいます。50代で債券投資が良いと言われても全然面白くありませんし、結局は自分がどれくらいの運用資金を積み上げ、リターンを何に使うかが重要だと思っております。また自分が立てた目標に対して、自分が許容できるリスクの範囲で投資ができるかが大事かと思っております。
私の例でいいますと50歳になって、子供の学費もあと2年、家のローンもあと4年、入金力を高める修行も進めており、この50代前半がきちんと投資資金を積み上げる大事な時期だと思っております。またインド株やグローバルサウス株の投資信託もアメリカ株と比較して多少リスクがありますが、成長仕切ってしまった後では旨味がない、入金力が高いうちに選択できる投資対象と考え、選択しております。NISA枠に高密度(基準値が安い)の投資信託をいかに詰め込めるかが重要かもしれません。そして資産取り崩しをするタイミングで高密度投資信託がポップコーンのようにはじけてくれることを願ってます(笑)※そう考えるとやはり年初一括投資の方がよいのかといった思いが巡りますが。。。
まとめ
ずらずらと書きましたが、私なりの考えをちょっとまとめます。
◆50代であれやるなこれやるな情報は大体が合ってますので、参考にできるものは参考にする。ただたまに怪しい情報もあるのできちんと勉強をする。
◆人の資産平均とかは気にしない、したところで何のプラスにもならない。新NISAは投資リターンを得る上では現在最適な制度。また自分が投資して得たリターンを何に使うかといった目標設定は大事。
◆50代といっても置かれた環境によって投資スタイルはきちんと考えるべき。あれやるな、これやるな情報に流されすぎず、自分が納得でき、自分のリスク許容の範囲で投資を行っていくのが大事。
すみません、もっとちゃんとしたこと書けると思ってましたが、まったくをもって当たり前のことしかまとめられませんでした(笑)
皆さまの投資環境がより良くなることをお祈りいたして、今日はこちらで失礼致します。それではまたー。
※本ブログは情報の正確性・完全性を担保いたしません。投資行為・投資判断は自己責任にて行って頂きたくお願い致します。
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