2024年を迎えて、日本をはじめ世界の市場が動き出しましたね。アメリカがNASDAQをメインに軟調相場が続いておりますが、しばらく調整モードに入ってしまうのでしょうか。本日は特定口座から新NISA口座のお引越しも一段落しましたので、現在のポートフォリオを公開致します。
現在の新NISAポートフォリオ(一部特定口座含む)
私のポートフォリオは以下の通りです。
急激な円安と新興国株高に助けられておりますね。特定口座においてあるイーストスプリング・ベトナム株、インドネシア株ファンドですが、成長投資枠にお引越ししようかと考えております。今後はニッセイNASDAQ100、iFreeNEXTインド株インデックス、eMAXIS Slim全世界株式、EXE-iグローバルサウス株ファンドに毎日1万円ずつ積み立て行く予定です。まだ僅かではありますが、ゆっくり自分のお金が働いてきてくれることを願っております。
50代の新NISAポートフォリオとしては、かなりリスクを取った構成となっておりますが、インドやグローバルサウスに資金を投じれるのは年齢的にも今しかないと考えており、このような構成となっております。※とは言っても比率が大きすぎますのでオルカンなどで今後薄めていきますけどね笑
今後の経済見通しについて
AIブームの一服とAppleの投資判断格下げなどアメリカ経済の停滞が囁かれており、また中国経済の腰折れから新興国においても輸出減から見通しは不明瞭な状況であるかと思います。第一生命経済研究所主席エコノミストの西濱徹さんが年末年始にかけて新興国各国の経済レポートを出しております。とてもよくまとまっており、その国の状況が良く理解できますのでリンクをこちらに貼っておきます。インドのアダニ問題の終息やベトナムの政治不安について記されており、大変興味深い内容となっております。
先日のブログでも書きましたが、私の見立てはAppleの今後の成長見通しが不明瞭であることには異論はありません。中国の経済停滞、政府機関などでのiPhone利用禁止によるApple全体売上に対する中国の寄与度低下回避は難しいのではと考えます。それを埋めるべく、デリスキング(リスク回避)の流れからのサプライチェーン変革により、工場をインドやベトナムに移しておりますが、純粋に工場を移すだけではなく、インドやベトナムでのApple製品・サービス拡販も同時進行で進んでいくと思っております。当然1,2年で拡販は難しいでしょうが、5年スパンで考えたら十分中国の売り上げ落ち込みをカバーできるのではと考えております。iPhoneが国民の手元にあることでGoogleやAmazon、メタなどのサービスも利用されていくと思われ、最終的にマグニフィセント・セブンの売り上げに寄与することとなると考えております。理想はアメリカがソフトランディングに成功し、引き続き世界経済を牽引することで新興国の経済成長スピードが上がることですけど、そんな簡単にいかないですかね。。新NISAで投資信託に積立をしているため、経済見通しの予測は不要かもしれませんが、自分の考えをきちんと持ち、キャッシュポジションを取ることは重要だと思いますので、自分なりに無い頭を使っていけたらと思います。
また先ほど米雇用統計が発表され、12月の失業率は予想通り3.7%、12月の非農業部門雇用者数は予想17.1万人に対して、予想を大きく上回り+21.6万人となりました。雇用環境が好調であり、利下げが遠のく要因となり、金利上昇要因、円安要因になりそうです。※1月5日22:45現在1ドル145.6円、10年債利回りは4.07%となっております。
またここにきて大きなニュースが入ってきました。中国のシャドーバンキング大手の中植企業集団が破産申請を行い、北京市第一中級人民法院は5日、申請受理を決定したとソーシャルメディアの微信(ウィーチャット)に投稿とあります。中国不況のパンドラボックスが開いてしまいました。他の企業もこれに続いて破産申請がなされ受理されるのかそれとも小出しに受理していくのか。破産申請のインパクトが桁違いであるため、私は後者ではと予測致します。中国依存度が高い新興国は今後ダメージを受けそうですね。日本も中国との輸出入の割合が大きいため、影響が出てくると思われます。
本日は約1週間ぶりにジムに行ってきました。さすがにマシントレーニングは総じてきつかったです笑 無理せず平常運転に持っていきたいと思います。
それではまたー。
※本ブログは情報の正確性・完全性を担保いたしません。投資行為・投資判断は自己責任にて行って頂きたくお願い致します。
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