EXE-iグローバルサウス株式ファンドを少し調べてみました。

投資

既に新NISAの成長投資枠ファンドとして、積立を開始しておりますが、パフォーマンスは年末にかけて上がってきまして設定日が2023年10月20日にもかかわらず基準価格が10,749円と好調ですね。少し気になることがあり、調べてみました。

なぜEXE-iグローバルサウス株式ファンドに投資しようと思ったのか?

人口ボーナスが期待でき、GDPの伸びも期待できる新興国、フロンティア市場に投資をしたいと思ったのが一つの理由ですが、中国経済の悪化によるサプライチェーンの変化による成長が期待できることが二つ目の理由です。iPhoneの工場がインドやベトナムに作られ、益々成長が拡大していくと考えております。また中国の経済・地政学的リスクからサプライチェーンの変化が起こっておりますが、より近い国と貿易をすることがベターであると考えるようになると思われ、アメリカと地理的に近いメキシコや南米にも投資をしたいと考え、EXE-iグローバル株式ファンドに投資することにしました。

EXE-iグローバルサウス株式ファンドの投資先の上位は以下のとおりです。※当該ファンドの月次レポートより抜粋

i シェアーズ MSCI EM ラテンアメリカ UCITS ETFでは、メキシコやブラジルも含まれております。またi シェアーズ MSCI フロンティア& セレクト EM ETFには約3割程度ベトナムに投資をしており、グローバルサウスと言われる国にバランスの取れた投資割合になっている模様です。
ここで気になったのが、SBI・ iシェアーズ・インド株式インデックス・マザーファンドです。21.1%も含まれておりますが、『サクッとインド』の iシェアーズ・インド株式インデックスがマザーファンドになっております。

iシェアーズ・インド株式インデックスファンドの中身は?

iシェアーズ・インド株式インデックスファンドの主要投資先はブラックロックの「iシェアーズ・コア S&P BSE SENSEXインディアETF」となっております。2006年の設定来、SENSEXのインデックス指数が約280%上昇に対して、本ETFは約200%とSENSEXが上昇するにつれて劣後した結果となっております。

これはインドの証券取引におけるキャピタルゲイン課税が影響しているのでしょうか。色々ネットで調べましたが、1年未満の保有における譲渡益の短期キャピタルゲイン課税は15%の模様です。このあたりに詳しい方に是非解説頂きたいところであります。ふと思ったのですが、オルカンは「 時価総額加重平均型 」のファンドですが、今後インドの成長に伴い、インド企業の時価総額が大きくなるにつれて、インドの投資割合も現在の1.6%から増えてくることとなるかと思います。そうするとインドの税制がパフォーマンス劣化につながるのではと思った次第です。

iシェアーズとiFreeNEXTの両インデックスファンドを比較してみました

iシェアーズはSENSEX、iFree NEXTはnifty50ですが、ほぼインデックスのパフォーマンスは似ております。iシェアーズの方が後にでましたのでiシェアーズの設定日を起点としてそれぞれのファンドのパフォーマンスを比較してみました。

iシェアーズ:9月22日基準価格10,000円→現在10,277円 2.77%上昇

iFreeNEXT:9月22日基準価格12,385円→現在13,092円 5.71%上昇

結果は3%近いパフォーマンスの差が出る結果となりました。結構な差ですね。。

まとめ

EXE-iグローバル株式ファンドは2023年10月20日にもかかわらず基準価格が10,749円と好調。グローバルサウスの各国にバランスよく投資をされており、私が投資をしたいメキシコ、ブラジル、ベトナムにも投資がされており、サプライチェーン変化による恩恵が得られる可能性は高そう。ただSBI・ iシェアーズ・インド株式インデックス・マザーファンドの投資先である「iシェアーズ・コア S&P BSE SENSEXインディアETF」はSENSEXのインデックス指数、と比較して劣後しており、今後のパフォーマンスは注視していきたいと思っております。

ジムが年末年始休暇ですので5キロジョギング&ウォークと家トレを実施しました。おいしいものをたくさん食べてますので体重管理が難しいですが、年末年始休暇を楽しみたいと思います。

それではまたー。

※本ブログは情報の正確性・完全性を担保いたしません。投資行為・投資判断は自己責任にて行って頂きたくお願い致します。

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