21日のNVIDIAの決算が占うAIブームの行く末

投資

21日にはNVIDIAの決算が控えております。AIブームと言われている現在、今後のAIブームを占なう大きなイベントとなりそうです。NVIDIAの決算後、AIブームがどう相場に影響するのかを考えてみました。※先日「NVIDIA決算に向けてこのタイミングで追加投資すべきか」というタイトルで記事を記しておりますのでよろしかったらお手隙の時にご覧頂けますと幸いです。

NVIDIAの決算発表はどうなる?

既に年初来50%も株価を上昇させ、時価総額ではGoogleを抜いてアメリカ企業で3位に位置付けております。決算発表後は株価が大変動するといった記事がロイターから出ております。こちら

記事では売上高は前年同期の60億5000万ドルから203億7800万ドルに増えると予想と記されており、3倍以上に増加する見込みのようで好決算が出る見込みが高そうです。既にこの増加は株価に織り込まれ済みといった記事も見受けられており、また主だった企業決算も終了しており、材料出尽くしによる調整に入るのではといったことも囁かれております。

AIブームが今どこの位置にいるのかを考える

昨年の春先からAIブームといった言葉をよく聞くようになりました。ChatGPTが注目を浴びて、マイクロソフトなどもAIブームにより株価は大きく上げてきております。

AIの恩恵は、①ビジネスでの利活用による生産性向上②私たちの日常生活をより豊かにする生活環境の向上といった2つの側面において得られるものと考えております。①においてはまだ一部の人・企業でしか恩恵に預かっておらず、本格的なビジネスの生産性向上はこれからだと思います。私も仕事においてまだAI活用による生産性向上は体感できておりません。②についても日常生活をする上で、AIにより便利になったなあと体感するケースはほとんどありません。

そう考えるとAI恩恵を感じるのはもう少し先であり、注目が先んじている状態と言えそうです。またマグニフィセント・セブンを中心として、AIへの研究開発・設備投資はかなり旺盛であり、AIの覇権を握るべく競争が始まっておりますが、まだ明確な勝者は決まっていないかと思います。マネタイズといった観点でいうとマイクロソフトとNVIDIAが一歩二歩リードしていると言えそうです。

現在はまだ人がAIの恩恵を感じるシーンが少なく、各社がAI事業の競争をし始めたばかりであり、AIブームの伸びしろはまだあると考えております。AIブームの終息は、①急激な株価メルトアップからのメルトダウンがあった時②AI恩恵が世の中に定着した時③期待していたほどAI恩恵効果が感じられないと気付いた時④AIブームを吹き飛ばすくらいのネガティブ要素が出た時なのではと考えます。①、④は場合によっては今後すぐ起こり得るかと思いますが、②、③ついては少なくとも半年から1年くらいは見通せない状況であると思われ、そう考えるとしばらくはAIブームが続く可能性があるかもしれません。

まとめ

私だけではないと思いますが、NVIDIAはゲーミングPCのグラボの会社くらいにしか思っていませんでしたが、ここ数年で大きく成長を致しました。時価総額の急上昇からしてAIブームで一番の恩恵に預かった企業であるのは間違いないでしょう。個人的にはAIブームに多少違和感を感じつつも最低でも半年から1年くらいは続きそうな勢いがありますため、この勢いに多少乗っかっておいた方がよいのかなと感じております。

新NISAのポートフォリオにおいては、NASDAQ100とオルカンがAIブーム恩恵に預かれますので、毎日投資に加えてこのタイミングでスポットでそれぞれ10万円ずつスポット注文を入れてみました。仮に21日のNVIDIA決算後に下落したら新たな買い場が来ると前向きに捉えております。

今日は二本立てでございましたが、こちらにて失礼致します。それではまたー。

※本ブログは情報の正確性・完全性を担保いたしません。投資行為・投資判断は自己責任にて行って頂きたくお願い致します。

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