50代からの新NISA 満額回答が続く春闘 日銀の異次元金融緩和解除の外堀を埋める

投資

春闘シーズン真っ盛り。大企業の意地を感じる満額回答ラッシュ。3月19日の日銀植田総裁の会見に向けて着々と外堀が埋まってきているように感じます。

春闘状況

春闘における大企業の回答状況に関するBloombergの記事はこちら。満額回答が頻出しており、組合もより強気な姿勢で臨んでいるかと思います。これから回答する企業は、弱気な回答をすると世間から注目を浴びてしまいますので賃上げには良い流れであるかと思います。

日銀の進む道は一つ

マイナス金利解除、イールドカーブコントロール(YCC)の修正、日銀買い入れETF資産の扱いなど日銀を取り巻く課題が山積み状態ですが、ETF新規購入の完全停止を検討といった記事がBloombergに出ております。こちら主要中央銀行でETFを購入しているのは日銀のみでETFの時価総額は先月時点で約70兆円と国の税収にほぼ匹敵する規模となっている模様です。市場をゆがめる理由となっておりますのでもうETF購入は卒業でよいのではと考えます。

大企業が挙って満額回答を出したことは、日本銀行に向かって「私たちはやることをやったからあとはあなたたち(政府&日銀)の番ですよ」とメッセージを送っているように感じます。バブル高値を34年ぶりに先日更新しましたが、実質賃金は下がりっぱなし。このタイミングで異次元金融緩和から脱却できないともう日本の経済浮上はないように思えます。もしかしたらもう手遅れのレベルに到達しているかもしれません。近くインドの記事も書く予定ですが、2026年あたりにはインドは自然体の状態でドイツ、日本を軽く抜き去っていきます。

円の価値を高め、賃金の上昇を持続し、日本のモノ・サービスの価値を高め、国内外の方々に安売りしないマーケットを作りあげるべく政府、日銀、経済界が導いてくれることを願います。折しも中国がバブル崩壊後の日本の道を辿っているように思えます。モノ・サービスの価値は下がり、デフレまっしぐらといった状況に陥りつつありますが、その状況を外からしっかり見つめていくことがとても重要だと思います。日本がこんな感じで30年間没落していったのだなというのが再認識できるはずです。

私のポートフォリオ 2024年3月12日時点

いつものしょぼポートフォリオを貼っておきますね(笑)

ベトナムが最近好調、インドが調整局面といった感じでしょうか。特筆することは特にございません。淡々とオルカン、NASDAQ100、iFreeNEXTインド株インデックスに毎日1万円投資し続けます。

今日はこの辺にて失礼しますね。それではまたー。

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