中国人民銀行、予想を上回る利下げで不動産下支えか 同時に為替介入で帳消し?

投資

第一生命経済研究所 主席エコノミストの西濱徹さんが中国の経済レポートをだされました。こちら中国人民銀行が銀行貸出金利の指標となる最優遇貸出金利の5年物を25bp引き下げて3.95%に引き下げる決定をされたとのことです。

西濱徹さんのレポートの超サマリー

すみません、今日はあまり時間がないのでかなり端折ってサマリーを記します。

中国人民銀行は銀行貸出金利の指標となる最優遇貸出金利(LPR)の5年物を25bp引き下げて3.95%に引き下げる決定をした。住宅ローン金利の指標である5年物LPR引き下げによる需要喚起を狙ったものとみられる。

・金融市場において人民元安が連想されるなかで人民元相場の下支えを目的に当局が米ドル売りによる為替介入を実施している様子がうかがわれる。

LPRの引き下げと為替介入は、政策対応に矛盾が生じるとともに効果が減じる可能性がある

中国の外貨準備高は3兆2193億ドル

為替介入を実施しているとのことで中国の外貨準備高はどれくらいあるのか気になり、デスクトップリサーチしました。2024年1月時点で3兆2193億ドルあるようです。日本はというと1兆2917億ドルだそうです。日本より多いようですね。ちなみに米国債の保有は2023年12月時点で日本は1兆1380億ドルで中国は8163億ドルとのことです。

中国の経済状況からして現在の人民元の価値はもっと下がっても良いような気がします。また今後の外貨準備高には注視すべきとは思いますが、そもそもこの数字が正しいのかすら怪しく感じてしまいます。

LPRを引き下げつつ為替介入までして人民元の価値を維持したい中国に対して日本も円の価値を上げたいはずなのに金利を上げられないのは、なんかもやもやしますね。賃金がなかなか上がらない状況で金利も上げられず円安が続き、日本の不動産を価値に疑問符がつく中国マネーに買われてしまい、本来住宅を買いたい日本人が高すぎて買えないといった状況は何とかしてほしいものです。マンションなどに投資している人にとって今は良いかもしれませんが、歪んだ投資構造はいずれ是正されると考えております。

また話は変わりますが、本日Xで「鈴木財務大臣 新NISA規制」に関するポストを多数見かけました。フォロワー数が多い方のポストも結構見受けられましたので皆さん鵜呑みにされてしまったのではないでしょうか。私も信じてしまい、早速事実確認をしましたが、そのような発言は探すことができず、結局フェイクニュースだったようです。私も極力正しい情報を記そうと努力しておりますが、記事を書く際にはきちんと事実を確認しなくてはと再認識した次第です。

今日はいつもに増して、何を言いたいのかわからない内容になってしまいました。。。

最後に私のしょぼい新NISAポートフォリオを貼っておしまいにしたいと思います。

私のポートフォリオ 2024年2月19日時点

ベトナムVN指数が好調でイーストスプリングベトナム株式ファンドが基準値を上げてきてます。まだフロンティア市場であり、新興国市場への格上げの道のりは長そうです。低コストベトナム株式インデックスファンドが登場するのは格上げ後だと思いますのでしばらくイーストスプリングのアクティブファンドはホールドすることになるのかなと思っております。

それではまたー。

※本ブログは情報の正確性・完全性を担保いたしません。投資行為・投資判断は自己責任にて行って頂きたくお願い致します。

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