50代からの新NISA 15年後年金で生活できるのか?

投資

今日は時間があったので、ねんきん定期便を見返してみました。自分が60歳まで年金保険料を納めた場合の65歳からの年金受給額は203万円だそうです。毎月17万円の金額になります。今日は年金について少し記したいと思います。

そもそも年金制度って大丈夫なのか?

そもそも年金制度って大丈夫なのか?って思いますよね。現役世代が年金世代を支える仕組みになっております。アメリカのような人口が増え続ける国であれば問題ないでしょうが、日本の人口減少スピードは半端ないです。

GraphtoChart様のサイトより引用

※各グローバルサウスの将来人口推移を記したブログは以下になります。お手すきの時にご覧頂けますと幸いです。

50歳前後の世代は就職氷河期、経済バブルの恩恵もなし、子育てにおける大きな恩恵もなしと結構生活をしていくのに大変な世代であったと思います。年金に対してもあまり期待してない人も多いのではないでしょうか。期待が薄いため、国からiDecoや新NISAをしっかりやってねといったメッセージに受け取れます。我々世代だけではなく、今の若い世代の人も年金制度はなくしてほしいといった声が大きいのではと推測します。現役世代が年金世代を支えるのではなく、新たな税収から年金世代を支えるように変更してもらいたいですね。現役世代は自分の老後資金だけを考えるようになればもっと資産形成意欲、労働意欲も湧くと思います。新たな税収枠を作るのは大変だと思いますが、現在日本には、観光マネー、不動産マネー、ペーパーアセットマネーが海外から流れ込んでおります。それらは、日本が様々な観点で安全な国であることが理由の一つであると思います。円安環境下で安い買い物をしてもらうのではなく、様々な観点で安全である日本の食・文化を楽しんで頂く、資産を買っていただくことにきちんと税収を得ることはとても理にかなっていると思います。当然円の価値を高めることも同時に行っていかなくてはいけないと思っており、その観点でも今後円高に向かっていかなくてはいけないと思っております。小さなところからコツコツと新たな税収獲得を模索するチャレンジを国には実施してもらいたいものです。個人的には社会保障に対する国家予算割合が大きすぎるため、健康増進を促す減税措置を行ってほしいものです。ジム通いの費用は控除対象、健康診断にて体脂肪が一定割合以下だったら控除対象くらい思い切ったことをやっても良いと思います。今後益々日本は長寿国家になります。健康寿命を延ばすことが社会保障費圧縮につながるのは間違いありません。

物価高だけど年金大丈夫なの?

かなり脱線してしまいました(笑)年金制度は今後も安心と言い切れるものではないのをなんとなくご理解いただけたかと思いますが、最近の物価高で年金って大丈夫なのか?とお思いの方もいるかと思います。私も気になりました。物価スライド制というものがあって、物価が上がった場合に年金額が上がる仕組みのようです。ちょうどニュースが出てましたのでリンクをこちらに貼りますね。

NHK首都圏ナビのニュースから引用させて頂きますが、物価賃金上昇に伴い、年金も2.7%上昇とのことです。物価スライド制があり、少しほっとしましたが、去年の物価上昇率が3.2%、過去3年間の名目賃金の上昇率が3.1%となっておりますので実質減となります。68歳以下の厚生年金会社員夫と専業主婦の「モデル年金」世帯は月額約23万円の受給、国民年金の場合は月額6万8000円のようです。厚生年金と国民年金で受給額の差異がありますが、こちらは保険料の差異がそのまま反映している感じなんでしょうかね?私は現在厚生年金保険料の上限である毎月6万円弱を納めておりますが、国民年金保険料は1カ月あたり16,520円のようです。(令和5年度)

私のiDeCoの掛け金上限は23000円/月ですが、国民年金保険第一号被保険者の掛け金上限は68,000円/月ですので、「保険料が安い分年金給付も少ないからその分iDeCo活用してね」っていうことなんですかね。国民年金保険第一号被保険者と同じ制度で納めたいと強く思ってしまいました。今より45000円多くオルカン(日本除く)に投資ができ、自分のタイミングで60歳以降受給できる方がよいに決まってますので。。仮に年金を納め終わった後、すぐ死んでしまったら納めた年金保険料はパーになります。。

物価スライド制はあるものの今後の物価高が激しくなると年金額の価値が減価することとなりますので、安心はできないですよね。

ちなみに今後年3%でインフレが進んでいくとどれくらい円の価値が減価するのか計算してみました。

今50歳で仮に100万円銀行にお金を寝かせているだけで65歳となる15年後には、100万円は652,836円の価値しかなくなる計算となります。恐ろしいですよね。これ計算をしてみて思いましたが、子供の銀行通帳などにちょこっとまとまったお金を入れてたりしますが、使う当てがない場合は、きちんと投資しておかないと思った次第です。落ち着いたら子供に新NISAの口座を作るようにすすめようと思っております。

まとめ

いつも通りあっちこっち話題がぶれてしまいましたが、私なりに少しまとめますね。

年金制度には物価スライド制があり、物価上昇する際には増額が見込めるが、持続的な物価上昇においてはその上昇分を補えるほど増額が見込めるかは微妙である。また新NISAやiDeCoの制度があることは、今後年金制度の行き詰まりも考慮した上での施策であるため、活用できるものは早い段階で活用することで各種税制控除の恩恵を受けれることとなる。また今後持続的なインフレ環境下においては、現金を寝かせておくことは減価を招くこととなるため、新NISAやiDeCoに資金を振り向けることが大切であると考える。新NISAやiDeCoにより日本人の投資リテラシーが向上したタイミング(5~10年後)で新たな年金制度の再構築をすべき。

それではまたー。

※本ブログは情報の正確性・完全性を担保いたしません。投資行為・投資判断は自己責任にて行って頂きたくお願い致します。

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