50代からの新NISA 年初一括投資が正解なのか?

投資

このタイトルの議論はよく巻き起こりますよね。論理的には年初一括の方がパフォーマンスが高いみたいですね。私はインドを中心に年初一括購入を致しましたが、オルカンやNASDAQ100は年初少しだけ購入を実施し、あとは時間分散による毎日積み立てにしております。

50代からの新NISA 私のポートフォリオ【2024年1月15日時点】

なぜアメリカ資産を時間分散による投資をしたのかといいますと急激な円高に備えてといったことが大きいです。早ければFRBは3月利下げに着手し、年6回程度の利下げを見込んでいること、また日本も物価上昇に伴い、春闘での大幅賃金上昇が不可避であり、日銀が異次元金融緩和を止めざるを得ない状況になるのではと考えております。私が勤めている中小企業においても昨年は賃上げがあり、今年も賃上げがなされる見込みです。妻にずっと任せっぱなしであった食材等の買い物については、この2年くらいは私も手伝っており、食品をはじめとする物価の上昇を体感してきました。賃上げを実施し、金利も上昇させることで円の価値を高めていかなくてはいけないギリギリのラインなのではと思っております。日銀が思い切って異次元金融緩和を止めて利上げをできるかがポイントだと思います。

昨日中国マネーのゆくえといったブログ記事を書きましたが、このままだと安い円資産をどんどん中国マネーで買われてしまいます。実態経済を伴わないバブルマネーがもたらす結果は、過去我々日本が痛いほど感じているはずです。日本の不動産もかなり加熱しております。日本は今後人口がどんどん減っていくのにも関わらず、マンションのポストには売却営業のチラシばかりです。金利が安いことで家が買いやすい反面、不動産投資もしやすいといったことにつながるかと思います。日銀が適切な金利を設定することで住居用として買いたい若い世代が購入できる環境構築が重要なのではと思います。過去バブル崩壊を経験したから2度同じ経験はしないという考えが蔓延っているかと思いますが、我々が気を付けていても外部環境によって同じような状況に陥る可能性があることを肝に銘じるべきと考えますね。日本バブル崩壊、リーマンショック、中国経済不況はすべて不動産が関連しております。

円高を見越した時間分散投資

少し脱線してしまいましたが、上記のような思いから今後日本の円高が進むと考えており、アメリカの投資信託を中心に時間分散による投資を行う予定です。

今日はシンプルにこの辺にて失礼させていただきます。それではまたー。

※本ブログは情報の正確性・完全性を担保いたしません。投資行為・投資判断は自己責任にて行って頂きたくお願い致します。

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