50代からの新NISA 私のポートフォリオ2024年2月9日時点 年初一括投資が正解だったか?

投資

S&P500 が5000を超え、NASDAQ100指数も17962と過去最高値を更新しました。この勢いはどこまで続くのでしょうか。NVIDIAの決算結果次第では、メルトアップ状態となる可能性があります。年初から絶好調のアメリカ株ですが、今のところ年初一括投資が正解であったという結果になりそうですね。

アメリカ株が強い理由

インフレ抑制下の高金利状態にも関わらず、各経済指数が強いことからドル高、株高が続いていおります。ソフトランディングに向けて降下体制に入りつつありますが、マグニフィセント・セブンを中心としたAI恩恵が大きいのは疑いの余地がないと思います。ちょうど1年ほど前にアメリカの銀行ショックがあり、大きく株価にダメージが与えられるのかと思った矢先にAIブームといった言葉が飛び交うようになりました。個人的には元々各社はAIの取り組みをしていただけに急にAIといった言葉が飛び交うのは違和感がありました。まだマネタイズができているところは、マイクロソフトなど限られた企業であり、今後AIブームが持続できるかは、楽観視はできないかもしれません。今後、株価収益率を度外視した株価上昇が起こればメルトアップからのメルトダウンが生じる可能性もあるかもしれませんね。NVIDIAのAIサーバ用GPUは、それを活用する各社のビジネスが成功しないと今後広がりは限定的になってしまうかもしれません。

AIでマネタイズは成功するのか?

自分の業務に置き換えて考えますとMicrosoft Teamsでチャットを行っておりますが、ここにOpenAIが加わることで各段と業務がしやすくなると思います。情報や資料の検索だけでも十分に効果の恩恵があると思っております。また資料の作成などもAIへの依頼の仕方を覚えることによって徐々に効率化できるのではと考えております。マイクロソフトのAIビジネスの拡大はなんとなくイメージができますが、グーグルについてはあまりイメージがついてないのが現状です。AIサービス名をBardからGeminiに変更されたようです。※グーグルのGeminiは双子、マイクロソフトのCopilotは副操縦士。なんか似てますな(笑)

Androidといったスマートフォン向けアプリの提供ができるのは、一つの強みだと思いますが、マイクロソフトがかなり先行してしまっておりますので今後ユーザがマイクロソフトのAIインタフェースに慣れ親しんでしまったら追いつくのは苦労するかもしれませんね。私もブログのアイキャッチ画像は最近Copilotのデザイナー機能によりAIで画像生成しております。

明確なSNSツールを持っているXやメタなどもユーザがAI恩恵を受けやすいため、今後更なるビジネス展開が期待できるかもしれませんね。AppleもAIにかなり投資しているようですが、どのような形でAIによる恩恵が受けられるのかはグーグル同様イメージがあまりつきません。

各社の株価にはある程度AI恩恵を織り込み済でありますので、今年明確なAIサービスが形にならないようであればAIブームは終息に向かうかもしれませんね。

私のポートフォリオ 2024年2月9日時点

私の新NISAも順調に増えておりますが、最近のアメリカ株の上昇から新興国に資金があまり回らなくなるのではといった心配はありますね。アメリカ株は最高値を更新しておりますので、皆資金を振り向けざるを得ない状況になっておりますが、このタイミングでは一括で資金も入れづらい環境であるかと思います。私は変わらずコツコツと毎日オルカン、iFreeNEXTインド株、ニッセイNASDAQ100に一万円投資を継続しようと思います。

インドについて

最後にインドについて。Bloombergの記事で気になるものがありました。こちら。中国の太陽電池がインド経由でアメリカに流入といった記事です。中国の西安に本社を置く世界最大のソーラーメーカーの隆基緑能科技がベトナムなどで生産した部品をインド最大のソーラーメーカーワーリー・エナジーズ製パネルに採用インド製表示のパネルがウイグル強制労働に絡んでいる可能性があるとのこと。

この記事から2つのことが気になりました。まず1つが界の工場を目指しているインドが結局中国の会社に頼っていること、もう一つが中国の会社がベトナムと密接に結びついていることです。

サプライチェーンから弾き出されつつある中国ですが、うまくアジア周辺国に入り込むことで生産力を維持していくかもしれません。現在、地政学的リスクなどが中国に悪影響を及ぼしておりますが、このほとぼりが冷めたときにインド、ベトナムが自国での製造業をきちんと確立できないとまた中国が復活してくる可能性があると考えております。

今日はネタがあっちこっちいってますが、この辺にて失礼させていただきます。それではまたー。

※本ブログは情報の正確性・完全性を担保いたしません。投資行為・投資判断は自己責任にて行って頂きたくお願い致します。

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